緩和ケアと鍼灸②
2022/04/12
こんにちは!ひまわり鍼灸治療院、與那嶺です
先日がん患者さんに鍼灸をしているという記事を投稿をしましたが
今日はがん患者さんに対し鍼灸はどんな役割があるのか?
をお伝えしたいと思います。
がん患者さんと鍼灸についての研究で
「がん自体の治療ではなく、がんの進行とともに訴える症状に対し鍼灸が有効」
という事がわかっています。
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【 がんによる身体的・精神的苦痛の緩和 】
→ 痛み、しびれ、倦怠感、むくみ、不安、イライラ、不眠など
【 抗がん剤や放射線治療による副作用の緩和 】
→ 倦怠感、食欲不振、嘔吐、口内炎など
特にしびれは麻薬を使った強い鎮痛剤でも緩和が難しいケースがありますが
鍼灸では薬を一切使わずに緩和できるのが特徴です。
また薬の飲み合わせにより鎮痛剤が服用できないという患者さんにも鍼灸はとても有効です。
緩和ケアの場合、心の辛さを抱えているため施術を超えた関わりも必要です。
患者さんとの会話や肌の触れ合いが心のケアにも繋がります。
身体的・精神的な苦痛を和らげる役目のある鍼灸師は
緩和ケアの現場でも活躍できるでしょう!
今後さらに鍼灸の効果が広まることで、緩和ケア病棟や在宅ケアで
鍼灸を取り入れることが増えるのを期待したいです
次回の更新もお楽しみ~!